江戸天明の時代。
シケに遭い黒潮に乗って無人島に遭難してしまった男たちのドキュメンタリー小説。
水も湧かず、川も泉も無い。
火山島であるその島はアホウドリの生息地だった。
火も起こすことが出来ず、食料はアホウドリと貝しかない。道具も無い。
そんな過酷な無人島生活を12年も過ごし、生き残って本土に生還した長平の壮絶な物語。
いやぁ、、、
壮絶な物語だった。
これ本当にあった話なんですよね!?
凄い。
生き抜く為の人間の知恵。
凄まじい感動を呼ぶ長編小説。
一読の価値はあります!!
思ったより、文章難しくなくて読みやすく、読みだすと止まらないスリル感。
あー!こんな生活嫌だぁ!!!って思うのに、光を求めて読み続けてしまう。
そんな小説だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年7月26日
- 読了日 : 2019年7月26日
- 本棚登録日 : 2019年7月26日
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