あら、全然期待してなかったのに、楽しめてしまった、というか、作家さん上手いなぁと感心してしまった。ロードバイクに乗るので、ロードレースのことはある程度知っているつもりだけど、この小説ならたぶんまったくロードレースを知らなかったとしても、ある程度のルールとか、特有なワード(逃げ、ローテなど)、エースとアシストの関係などが読むだけで、楽しみつつわかってしまうのではないだろうか?しかもこれだけ説明しながらも、わざとらしく感じないどころか、きちんと飽きさせずに、小説として楽しめるストーリーを構築している。ロードレース見てみたいって人に、とりあえずこれ読んでって渡してあげたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本人作家)
- 感想投稿日 : 2019年7月3日
- 読了日 : 2019年7月3日
- 本棚登録日 : 2019年6月28日
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