美しいデザインには原則(黄金比)がある、という本です。古代ギリシア・ローマ時代の芸術からフォルクスワーゲンのビートルに至るまで、美しいデザイン、主として幾何学的なデザインには数学的思考が付与され、そのどれもが1:1.618という黄金比に多かれ少なかれ集約しているという内容です。数学好きの僕としてはかなりテンションの上がる内容でした。数学と言ってもビジュアルが主体の本なので、過去の有名な芸術・デザイン作品の上にトレーシングペーパーに書かれた図形が重ねられて、直感的に分かり易くデザインの秩序が解説されています。デザインに対する新たな視点が芽生える一冊です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
デザイン・WEB
- 感想投稿日 : 2012年3月7日
- 読了日 : 2012年3月7日
- 本棚登録日 : 2012年3月7日
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