十六の話 (中公文庫 し 6-51)

著者 :
  • 中央公論新社 (1997年1月18日発売)
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本棚登録 : 387
感想 : 28
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歴史小説は昔から好きでよく読んでいるが、特に司馬遼太郎の作品は気に入っているものが何作もある。
司馬遼太郎の作品は読みやすくて、それでいて話の途中の脱線というか、雑談が面白い。自分の祖母や祖父の昔話を聞いているかのような感覚。
そのような雑談をメインに集めたのが本書かと思う。
司馬遼太郎が子供の頃に石鏃集めに熱中したこと、謎めいた文庫本の表紙の理由、井筒俊彦との対談などが印象的だった。特に井筒俊彦については、今度読んでみたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月6日
読了日 : 2023年12月6日
本棚登録日 : 2023年12月6日

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