瑠璃花＠紫苑さんの感想・レビュー

砂漠のハレム 3 (花とゆめコミックス)

著者 : 夢木みつる

• 白泉社 (2016年4月5日発売)

海賊船の討伐に乗り出すミーシェとカラム王子。でもその海賊は、どうも義賊のよう。ひょんなことから海賊船にさらわれたミーシェだったが、海賊の首領はなんとかつて、隣国の後宮にいた時の同輩、モルジアナで…。といった導入。星３ていうより、３・６くらい。

ドタバタには欠けますが、シンドバッドやアリババを思い浮かべる私達には馴染みある感じ。ああ、アラビアらしいなと…。じっと辛抱するカラム王子ですが、過去に苦しむモルジアナを見ていると、ミーシェの中に残る過去も気になる様子…。相変わらずラブラブの二人ですが、カップルとして乗り越える課題は、双方にありますね。頑張って！

そして、モルジアナですが…ん…単なる悪役、添え物でない魅力があって、海賊一味の良いところを、ちゃんとカラム王子が評価しているのが気持ちいいです。まだ事件は解決してないぞ。さぁ、どうなるかな？

感想投稿日 : 2019年5月20日

読了日 : 2019年5月20日

本棚登録日 : 2019年5月18日