こんな、こんな素晴らしい少年漫画が他にあろうか…。とても良かった…。もう終盤ずっと泣いてた。
今までのすべての魔物の子やパートナーとの出会いと、積み上げてきた思い、受け取ってきた思いの積み重ねでラスボスと呼べるクリア・ノートを倒したのが本当に良い。
そしてかつて学校に通わなくなった清麿がガッシュとの出会いをきっかけに、学校生活を楽しんで中学校を卒業する。その卒業式と、ガッシュとの別れと互いの旅立ちに重ね合わせる構図がうまい…。
全編通して、作者の雷句誠先生から読者の若者へのメッセージとエールを感じられたのが、本作は素晴らしかったのだけど、最後のメッセージもとても尊く、熱かった。
強き心の力、それを持ち続けることが大切なのだと…。
素晴らしい少年漫画作品だった。
特にたくさんの魔物の子とパートナーの関係の形があったこと、またそれぞれのキャラクターがとても魅力的に愛を持って描かれていたところがとても好き。
ちなみにキャラクターみんな大好きになったけど、個人的に好きなのはフォルゴレ。
ユーモアやギャグのシーンが多かった彼が終盤で語った過去や、ありたいと願う姿(カバさん)、キャンチョメへの愛情がとてもグッときた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2022年3月27日
- 読了日 : 2022年3月27日
- 本棚登録日 : 2022年3月27日
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