『塀についたドア』H.G.ウェルズ
小学生のころに「宇宙戦争」とかものすごく真剣に読んだなあ、などと懐かしく思いだしながら。登場人物の回想による幻想譚みたいなものだが描写がぎこちない感じで、スティーブン・キングがよりにもよってラブクラフトを引き合いにだして「会話文が下手くそな作家」について書いていたのを思い出した。単に時代が古いせいかもしれないけれど
『わかれ』シュニッツラー
きわめて単純なプロットをほとんど主人公の心理描写だけで引っ張る。意識の流れ?しかしまあ読んでいるこちらも、とにかくヤキモキさせられるので、うまく書かれた小説ということだろう。
『第六七二夜の物語』ホーフマンスタール
こんなに訳の分からぬ小説は初めて読んだかも。なにかの象徴を書いたものだろうか。まったく意味不明。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2021年2月2日
- 読了日 : 2021年2月2日
- 本棚登録日 : 2021年2月2日
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