その道のプロ、その道を愛してやまない人の話と言うのは、普段興味がない分野であっても楽しいものだが、児玉清の読書にまつわるエッセイはむろんその通りで、大変興味深いものであった。
読みたさのあまり、日本語訳が出るのが待てず英語やドイツ語の原文のまま読むというのだから、凄い人だ。そしてそれこそ物凄い量の本を紹介してくれているのだが、私が読んだ本なんてわずかかなく、自分のデキの悪さを恥ずかしく思いながら先生(←児玉清)の前に立ちすくむ生徒のような気持ちになった。
生の声で話を聞いてみたかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年8月26日
- 読了日 : 2013年8月26日
- 本棚登録日 : 2013年8月26日
みんなの感想をみる