ジョブズの哲学 ~カリスマが最後に残した40の教え~ (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房 (2012年2月11日発売)
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感想 : 14

内容
ジョブズは、自らアップルを創業し会社を大きくするが、
経営を混乱に陥れたとし追放されてしまう。
そこで、ネクスト社をつくり奮闘、アップルに再び戻り、Ipod、Iphoneをつくりだします。本書は、これらの間に起きた出来事に対し、ジョブズの取った行動などをもとに彼はどんな思考の持ち主であったかを読み取り、その哲学ともいえる確固たる考え方、行動から学び、私たちの生活に生かそうとるものである。
本書は、6章わかれており。リーダー術、突破術、交渉術、目標達成術、自己成長術、権力掌握術となっています。



感想
本書を読み、私が印象に残ったのは、ジョブズの先見の目と、自身や状況を把握する力。そして、仕事に対する情熱です。ジョブズは、「自分が行く先は、パックが向かってくるところであり、パックがあったことではない」という言葉を座右の銘としています。これは、パックがあった場所を後から追いかけても得点はできない。ということで、その言葉どおり、ユーザーが求めているもののさきをいく商品を生み出しています。こういったことができるのは、自分の持てるものを様々な角度で見ることができ重要なものを見極めること、そしてそれらに対する情熱があるからなせることです。こういった今あるもの掌握し、そこから、先を見据えた物事の考え方をすることは大切であり、学ぶべき点だと感じました。
 こうった考えを真にできていれば、ジョブズのような決断力や行動力を身に着けることが、できるのではと感じました。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 小林優介
感想投稿日 : 2013年10月21日
本棚登録日 : 2013年10月21日

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