”死”について多角的な視点から考察されているが、その結論や前提に違和感を感じるものも多い。
書かれてからしばらくするので変わったものが多いかもしれないが、死に捕らわれることが共同体からの離脱を意味する、というのはもはや共同体がほぼ崩壊している現在ではあまり意味がないような気がする。
(もちろん、国家としての共同体はあるが…)
深い洞察力や知性を感じさせる本ではあるので、違和感を覚える自分の方がずれているのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人文・思想
- 感想投稿日 : 2024年2月10日
- 読了日 : 2024年2月8日
- 本棚登録日 : 2024年2月10日
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