震撼の太刀: 織江緋之介見参 (徳間文庫 う 9-13)

著者 :
  • 徳間書店 (2008年4月4日発売)
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本棚登録 : 63
感想 : 6
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シリーズが中だるみなのか、歯切れが悪い。
今まで基本的に一話完結だったのだが、世継ぎを巡っての暗躍と”村正”に隠された秘密の話が、今一つ繋がりが悪く消化不良。
歴史に興味があれば楽しいのかもしれないが、知識がない分、世継ぎの話が延々と続くし、緋之介の活躍も少なく退屈。
毎回気になるのが、同じ注釈が何度も出てくる点。各巻で出てくるのはともかくとして、同じ1冊でも説明がダブっている部分がある。ここらは編集でチェックできないのだろうか?

大きな話の流れは続いているので、次作が最終作になる分、盛り上がりに期待。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代劇
感想投稿日 : 2019年2月16日
読了日 : 2019年2月13日
本棚登録日 : 2019年2月16日

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