逆説の日本史9 戦国野望編(小学館文庫) (小学館文庫 い 1-9)

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  • 小学館 (2005年5月11日発売)
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感想 : 31
5

 琉球王国の歴史には疎いので、勉強する機会が得られてよかった。
 本巻では倭寇に関する誤解を解いている。
 日本人が戦国時代に憧れる理由として、「この時代が最も『非日本的』な原理の時代である」という指摘は面白い。
 246頁、三浦道寸の辞世「討つものも討たるるものも土器(かわらけ)よ 砕けて後はもとの土くれ」は、その昔、カゴ直利の学習まんが北条早雲編で知った。懐かしい。
 武田信玄が天下を取れない訳もよく解った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中古品
感想投稿日 : 2022年10月21日
読了日 : 2022年10月21日
本棚登録日 : 2022年10月15日

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