下天は夢か(二) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1992年6月4日発売)
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本棚登録 : 163
感想 : 8
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言わずと知れた戦国の英雄、織田信長を題材とした小説。
その彼の生涯と取り巻く歴史を単なる英雄物語ではなく、リアルに、質実剛健に描こうとする筆者の意思が感じられる作品。信長の世界飛躍への夢の名残を残して、物語は幕を閉じる。

全体としての出来はそれなりだとは思うのだけど、なにかもう一つ物足りない感じも覚える。筆者の物語を織りなすペースが、読者の盛り上がりのリズムとシンクロしにくいものなのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2022年11月11日
読了日 : -
本棚登録日 : 2022年11月11日

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