信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第九巻。手取川合戦の決着と播州攻め・上月城失陥まで。
謙信の死までに多くを割いているのだけれど、毘沙門天との対話で進めるあたり、いまひとつピンとこなかった。超越者として描いてきた彼の特異性を表現したかったのだろうけど。肝心の織田軍の方は旗色悪し。そのなか権兵衛は加増され五千石に。これから播州平定に向けての活躍期待。
ところで、三木は吉備国じゃないと思うんだが。。。中央に抵抗したというところで括りすぎじゃないか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代劇
- 感想投稿日 : 2023年5月4日
- 読了日 : 2023年5月3日
- 本棚登録日 : 2022年12月1日
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