平安陰陽師伝奇ファンタジー第四巻。短編七編を収録。しょっぱなからなかなかえぐい話。いやぁ陰陽師シリーズらしいといえばらしいのだが。最初と最後を蘆屋道満との対決で括られた今巻は、死者が呼びかけてくる話が多かった印象。最後の覆物の中身当て対決の飄々とした感じはまさに晴明と道満という感じ。これまで直接対決もなかったので二人の対照的で通じるところのある姿の対比が面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2023年11月24日
- 読了日 : 2023年11月17日
- 本棚登録日 : 2023年10月18日
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