15歳の寺子屋 道は必ずどこかに続く

著者 :
  • 講談社 (2009年3月11日発売)
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本棚登録 : 91
感想 : 13
5

聖路加国際病院理事長である日野原重明先生(現在100歳!)から若者へのメッセージ。

ご自身の経験、大病・コンプレックス・戦争・ハイジャック事件(「よど号」に乗ってらした!)を話され、

「どんなに辛いことや悲しいことが起こっても、道は必ず続いていた。

困難の真っ只中では思い詰めてしまうこともあるでしょうが、

そんなときこそ『心の平静』を保ち勇気を持ってほしい。

まわり道を選んでもいい。自分に与えられたいのちの時間を有効に使ってほしい。」

と、説かれる。

お人柄の伺える優しい語り口で、読んでいて何度もうるっと来た。

「なりたい『モデル』を見つけよう。」と言われているが、

私のなりたいモデルは日野原先生だわ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書
感想投稿日 : 2012年9月11日
読了日 : 2012年9月11日
本棚登録日 : 2012年9月11日

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