嘘つきは姫君のはじまり 姫盗賊と黄金の七人(後編) 平安ロマンティック・ミステリー (嘘つきは姫君のはじまりシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2009年10月2日発売)
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感想 : 13件
平安時代でライトノベル風少女小説で
「本格」ミステリをするということの難しさを感じる巻
『風の王国』だとその齟齬が面白いが
本作は平安少女小説としてだけで充分成り立つキャラクター小説でもあるため
「史実に沿った」平凡な日常という仕方でも有り得るが
そうではないところでどうなるかをこのエピソードで見ることができた
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月11日
- 読了日 : 2009年11月21日
- 本棚登録日 : 2018年10月17日
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