贅沢な身の上 いざ、ときめきの桃園へ! (贅沢な身の上シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (2011年12月27日発売)
3.53
  • (10)
  • (14)
  • (18)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 116
感想 : 15
3

一切シリアスを盛り込まないと話がつくりづらいのか
なんとも適当な形の進行だが
キャラクタの完成度が巧みでそれだけで読める
「贅沢な身の上」という見事な表現による主人公の行動と
それを気持ちよく引き立てる周囲の造形
恋愛分とコメディとの混ぜ合わせが難しそうではあるが
シリアスを排した性格として隙が無い出来栄え
小説としてはともかく『ジャパネスク』瑠璃姫ばりの文句つけようなさ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年10月20日
読了日 : 2015年8月4日
本棚登録日 : 2018年10月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする