一切シリアスを盛り込まないと話がつくりづらいのか
なんとも適当な形の進行だが
キャラクタの完成度が巧みでそれだけで読める
「贅沢な身の上」という見事な表現による主人公の行動と
それを気持ちよく引き立てる周囲の造形
恋愛分とコメディとの混ぜ合わせが難しそうではあるが
シリアスを排した性格として隙が無い出来栄え
小説としてはともかく『ジャパネスク』瑠璃姫ばりの文句つけようなさ
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月20日
- 読了日 : 2015年8月4日
- 本棚登録日 : 2018年10月20日
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