「頭のいい人」は、シンプルに仕事する!: 「8割捨てる」発想、そして実行が、あなたの人生を変える

著者 :
  • 三笠書房 (2012年3月8日発売)
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タイトルが気になり購入した本。




名前のとおり仕事術に関する本で、いろいろな示唆があった。
考え方・思想的なアドバイスもさることながら、具体的なツールやテクニックの紹介もあり、バランスのよい本だと思う。
今の自分の仕事の進め方にすこし自信を失っている人に、一読をお勧めしたい。

私の明日への糧として、備忘録的に記す。
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「いい人」に甘んじるのは、自身のなさの裏返し。マイウェイを行くくらいでちょうどいい。

■仕事の見極め
重要な2割を見極める。重要じゃない8割を捨てる。

①こなす仕事:自分でがんばる仕事
②さばく仕事:人に任せる仕事
③はしょる仕事:やらずにすませる仕事

■シンプル仕事術
常に全体像をとらえておく
ゴールを決めて逆算
種目別にデキる人を探して、真似る。
すべての仕事にデッドラインを入れる。

集中するために自分だけの儀式を持て。
・好奇心を持てるか
・心身ともにベストコンディションか
・環境がよいか
・競争意識が働くか
・気持ちの切り替えができるか

細切れに分解して、簡単にできるところから集中的に練習する

■段取り
段取りの天敵(6つのM):ムリ、ムダ、ムチャ、ムラ、モレ、ミス
優先順位をしっかり決める。「緊急」の仕事よりも、「重要」な仕事が優先

TODOリストの活用
・今日すべきTODO
・今週すべきTODO
・今月すべきTODO
・今期すべきTODO

走りながら考える人になる。
「引き際」をあらかじめ決めておく。

■シナリオの考え方
常に3つのシナリオを用意しておく。
1.こうなってほしいシナリオ(Should-be forcast)
2.こうなるはずだシナリオ(Would-be forcast)
3.ひょっとするとあるかもしれないシナリオ(Could)

①ゴールを決める
②オペレーション:予算・コスト・スケジュールetc
③評価:定量、定性の両面から評価
④優先順位
⑤選択:判断のタイミングをはかる

直観力を高める。ピンとこないなら、やめるのが正解。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コンサルティング
感想投稿日 : 2018年3月18日
読了日 : 2018年3月18日
本棚登録日 : 2018年3月18日

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