「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ: 「のろま」でなくなる仕事術
- ぜんにちパブリッシング (2003年12月1日発売)
自分は、あの人ほど早く仕事をこなせてないなと思うならば、
一度読んでみるといいかもしれません。自分には気づいていない「のろま」が潜んでいる可能性があります。
読書のきっかけ:仕事の早い人と一緒に作業をするなかで、自分は遅いのでは?と感じることがあった。そんなときに、ある人がみんなに紹介していたので、私も手に取ってみた。
読書の目的:自分自身がどのタイプののろまか知り、その解決策を理解する。
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■私にあてはまる「のろま」はこれ
①完璧主義ののろま:完璧を求めすぎて時間ばかりかかってしまうのろま。
②計画倒れののろま:立派な計画・精緻なシミュレーションするが、実行に時間がたりなくなるのろま。
③今日すべきことが今日できないのろま:切迫感が足らず、先延ばしにしてしまうのろま。
・・・だいぶのろまです。
■のろまタイプ別の対策
①への対策:
合格点を見極める(期待値コントロール)。
優先順位を正しく決め、締め切りを守る。
計画段階では分かりようもないこともあるので、早めに提出しレビューしてもらう。
②への対策:
進めながら修正ができる人になる。
失敗を織り込んだ計画にする。
締切をきちんと設ける。
計画は、日時ではなく、仕事量で区切る。
計画3:実行7のバランスを意識する。※計画にかけてよい時間をあらかじめ決める。
③への対策:
受験に臨むくらいの気持ちで、遅れたら取り返しがつかないことを自覚する。(切迫感)
性格の問題でもあるので、改める。
■のろま克服のためにすべきこと
自由に使える時間になにしたいかイメージしておく。さっさと切り上げるクセを付ける。
バッファを持った計画をたてる。
時間の家計簿をつけて、無駄をチェックする。
できることからすぐに着手する習慣づけをする。
必要度、お金になるか、効果が出やすいかなどを基準に優先順位を決める。
(いちばんのポイントを先にやっておけば、時間切れでも合格点に達することもある。)
のろまな人は試行力が足りない。早い人は、これができている。
・1つのことにこだわりすぎない。
・切替えが早い。
・行動が迅速。
・損切りができる。
・チャレンジできる。
・ある程度やってダメならあきらめられる。
「やる気にならない」ことは問題ではない。
動機がどうであれ、「とにかくやる」行動主義が大事。
気持ちとカラダを切りはなして、とりあえずActionすることを心がけるべき。
- 感想投稿日 : 2018年6月10日
- 読了日 : 2018年6月10日
- 本棚登録日 : 2015年3月5日
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