眠りの牢獄 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2013年2月15日発売)
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本棚登録 : 1015
感想 : 95
5

22年1月20日、読了。浦賀和宏さん、二作目。

読み終わって…うなってしまいました。参った…

結構なアクロバティックな仕掛けでしたが、結末が僕には悲しすぎて…トリックが明かされた時の爽快感より、胸を押さえつける悲哀の方が強く残りました。

この人、一体どんなアタマをしているんだろうか?昨年初めて読んだ小林泰三さんも、不思議に思いましたが…この浦賀さんも!僕には衝撃の大きな出会いです。でも、お二人共、既に亡くなっているそうですね༼;´༎ຶ ۝ ༎ຶ༽

浦賀さんは連作で有名だそう…次は何を読もうかな…楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古本
感想投稿日 : 2022年1月20日
読了日 : 2022年1月20日
本棚登録日 : 2021年12月29日

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コメント 3件

shukawabestさんのコメント
2022/04/10

shukawabestです。
何とか、ギリギリ読めました。食べるのか・・・と思い、撤収しそうになりましたが、とりあえず完読できてよかったです。ありがとうございました。

まーちゃんさんのコメント
2022/04/11

shukawabestさん、いつもありがとうございます。

やはり、ダメでしたか…かなりグロい箇所もありますよね。

僕は、あのアクロバティックな仕掛けが、気に入りました。でも、その点も、「よくある」「どこかで読んだ」とかの批判もあるようで…どうも失礼しました。

shukawabestさんのコメント
2022/04/11

いえいえ、あの仕掛けはよかったです。自分の予想が裏切られて行ったので。

推理やサスペンスになると、読みながら挑んでいるような気持ちになることが多く、予想外ならその作品は◎、逆ならつまらない、△や×の評価をしているような気がします。

自分では書けもしないのに・・・と思いながらも。

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