なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
- 東洋経済新報社 (2007年3月1日発売)
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細分化した切り口のみで考える思考の限界を説く点は評価したい。というかそれに尽きてしまう。
「物事は多くの要因が束なり、作用し合った上で表面化しているのだから、対症療法のような問題の解決ではなく、本質的課題をみつけ、終わることなき良い循環システムを構築せよ。」ということだ。
が、その構造把握として本書の売りの「システム思考」を用いた例は陳腐なものだとおもってしまった。事例ごとに、システム思考のこまかなループ図が凝ってる割には「こんなものかw」という始末。ケースが自明でつまらなかった。これらの用法に止まるならば、こんな高度なフレームワークはいらない。もっとサブプライム問題ぐらいのレベルに応用できそうな気がする。それは自分でやれってことだな。。笑
『レバレッジポイントを探るのは「正しい問い」が必要だ』
結論はこれで十分。しかしこれが難しい!笑
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
啓蒙
- 感想投稿日 : 2010年6月27日
- 読了日 : 2010年6月27日
- 本棚登録日 : 2010年6月27日
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