昭和史に残る大事件を、不幸を予言する「フォーチュン・ブック」なるもので数珠つなぎにした荒唐無稽な連作で、「…いや、それはないだろう」と突っ込みを入れながらも各話の関連性をそれなりに楽しめた。
世間って狭いよね、では済まない悪夢の因果率を引き起こすのが「フォーチュン・ブック」らしい。
松本市で売った本がこの出来事の元凶というなら、全国各地、いや世界中に散らばったコレが一体どのくらいの悪意や不幸をまき散らしたのか…フィクションながら想像するに恐ろしい話である^^;
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- 感想投稿日 : 2021年1月18日
- 読了日 : 2020年11月23日
- 本棚登録日 : 2021年1月18日
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