一途な君と淫らな私 (もえぎ文庫)

著者 :
  • 学研プラス (2012年1月1日発売)
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本棚登録 : 41
感想 : 4

過去の事件がきっかけで半ば投げやりに枕営業をするようになった主人公・真汐と行きずりの関係を持った秋彦。秋彦は真汐のことが気に入り、その後ストーカー的な勢いで強烈にアタックしてきます。エッチの相性がものすごく良いために断りきれない真汐。ふたりは同居することになりますが、秋彦の正体が明らかになり…。自分の感情を表現できない屈折した受がワンコ攻にほだされ、過去のトラウマを乗り越えて素直になる、というのは王道かもしれませんが良いですね~。ほんのりコミカルで、エッチシーンも大変エロし!<s>



年下ワンコ×ツンデレクールな2人のお話です。

仕事の為なら誰とでも関係を持つことができる真汐ですが、
凄く仕事に対してやる気がある訳でもなく関係を持って得た情報のおかげで
たまに成果をあげるから首が繋がっている的な感じで結局はやりたいだけ?!
と読みながら思ったものの、過去に訳有りなのが理由なのかなぁとか
受けの真汐の 内情について色々考えつつ読み進めました。

結果的には自分の中で結論出なかったのでちょっともやもや残った読了感、
もっと読み込めば解決しそうですが自分の読解力の無さがアダに。

2人の初対面は周防が振られた日と思いきやもっと前で、
後々暴露される裏側とふんわりほのぼの系と思っていた周防が以外と策略家だった事に驚きました。
でも後でよく考えてみるとキレていた所とか何となくぼろは出ていたかなぁと。

ワンコとかクールと表記したものの、
2人でいる時の会話ややりとりを見ているとどっちの性格も
なんだか違う様な気がしてしまって仕方なかったのですが、
本来の自分を保てない位にお互い影響力があったという ことで納得。

キレた時と後々落ち込む周防のギャップが可愛かったのと、
真汐のテンプレ的なツンデレがとても良い感じでした。<t>

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年3月24日
本棚登録日 : 2013年3月24日

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