神様のカルテ 3

著者 :
  • 小学館 (2012年8月8日発売)
4.25
  • (709)
  • (685)
  • (250)
  • (14)
  • (4)
本棚登録 : 4220
感想 : 615
3

これまでの巻で先端医療云々の話が出ていたから、
1回はそちらの方に行くのかなぁとうっすら思ってたらそうだった。
どっちかを選ぶということじゃなくて、どっちもないと駄目。
ふたつでぐるんと歯車が回りだす、というか。
それが医療なのかなと思う。

小幡先生は苛烈で正論で苦手でございます。
本人も周りにいる人たちも焼き尽くしてしまいそうでつらい。
そんな風に思うのは私が弱いからなんだろうか。
こんなに苛烈じゃなきゃ、医療という場所に身を置けないのか。

だけど、たぶんそうなんだろう。
その人は1人だけで、自分のミスで完全に損なわれてしまう。
だからミスが許される範囲が極端に狭い。厳しすぎるよ。

あ、他の先生方が前に進むお話もありまして。
砂山先生とかほんとがんばって欲しい。
ということで次回を楽しみに待つわけです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年4月19日
読了日 : 2012年11月13日
本棚登録日 : 2012年11月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする