これまでの巻で先端医療云々の話が出ていたから、
1回はそちらの方に行くのかなぁとうっすら思ってたらそうだった。
どっちかを選ぶということじゃなくて、どっちもないと駄目。
ふたつでぐるんと歯車が回りだす、というか。
それが医療なのかなと思う。
小幡先生は苛烈で正論で苦手でございます。
本人も周りにいる人たちも焼き尽くしてしまいそうでつらい。
そんな風に思うのは私が弱いからなんだろうか。
こんなに苛烈じゃなきゃ、医療という場所に身を置けないのか。
だけど、たぶんそうなんだろう。
その人は1人だけで、自分のミスで完全に損なわれてしまう。
だからミスが許される範囲が極端に狭い。厳しすぎるよ。
あ、他の先生方が前に進むお話もありまして。
砂山先生とかほんとがんばって欲しい。
ということで次回を楽しみに待つわけです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年4月19日
- 読了日 : 2012年11月13日
- 本棚登録日 : 2012年11月13日
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