「理由なんか、どうでもいい。私たちはいつもときどき、ひどくつらい。」という文章が印象に残ってる。
女の人はこの感覚がわかるんじゃないだろうかと思う。
たとえくんはとても魅力的。でも女の子ふたりもとても魅力的。
高校生だからこんなに強烈になれるんだと思う。
それが魅力に繋がってるんだと思う。
大人と子どものどっちにも寄れない中途半端さが、
この突っ走る焦燥感の理由なのかなぁ。
雰囲気としては『蹴りたい背中』とかに近い。
最近出てた本とはまたちょっと違う感じだったなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年3月13日
- 読了日 : 2012年10月15日
- 本棚登録日 : 2012年10月15日
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