まずは、古代ギリシャ史から始まりヨーロッパの歴史をひとなめしながら16c~18cまでの大博物学時代まで語られます。著者の小泉武栄氏は自然地理学、地生態学の教授です。地質学者、植物学者がアルプスを発見、またモンブラン登頂していることからか、詳しく書いてくれています。
日本においては仏教の多様性から始まり、インド、中国と語り、道教から修業の始まり修験道と山岳仏教について。
熊野信仰や空海、御縮山......、とにかくいろいろ知り得てお得な一冊でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2016年9月10日
- 読了日 : 2016年9月4日
- 本棚登録日 : 2016年7月18日
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