海辺の扉 下 (角川文庫 み 6-7)

著者 :
  • KADOKAWA (1992年12月1日発売)
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本棚登録 : 198
感想 : 7
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宮本輝さんの作品の中でもあたしの好きな、海外が舞台の作品。
今回の主人公は自分のせいで子供を死なせてしまっていて、背負っているものが重たいからストーリーも暗い。
でもエフィーっていう主人公の奥さんの強さが救い。
彼女は何を信じてこんなに強くいられるんだろう?
怪しげで頼りない旦那なのに、エフィーは旦那をすごーく信じていて揺らぎが無い感じ。
あたしだったら絶対ダメ(T_T)疑心暗鬼でおかしくなっちゃう。
あ、でもちょっと思ったのは、自分を信じているから人も信じられるのかなってこと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 宮本輝
感想投稿日 : 2006年10月1日
読了日 : -
本棚登録日 : 2006年10月1日

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