教養として知っておきたい33の経済理論

著者 :
  • 彩図社 (2020年4月28日発売)
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感想 : 33
3

【所感】
深い解説があるわけではないが、入門書としては読みやすい書籍。
ただし、全項目でアウトプットできるビジネスパーソンはそこまで多くはないのでは、というよいラインの内容が選択されていると感じた。
(と言いつつ、自分も大半は▲…)

【残ったフレーズ】
国富論の原理原則
→国民全体が豊かにならなければ、国は豊かにならない(p.91)
リチャード・セイラーのアメリカで企業年金加入者を激増させた方法
→詳細はp.52

【こんな人にオススメ】
読書習慣があまりない人に、特にオススメです。
わからなかったり、曖昧な単語を調べることによって、知見を深めるための入門書となるのではないかと思います。
また、学術書は難しくて読み進まないと感じる方にも、読みやすいためオススメできます。

【以下、自分用メモ】
①コンコルドの誤謬→サンクコスト効果
※リチャードドーキンス、コンコルド→航空機
②返報性の法則→オブリゲーションを負う
※ロバートBチャルディーニ
③フットインザドア→小さなイエスを積み重ねるイエスセット
※ロバートBチャルディーニ
④囚人のジレンマ→?
※アルバートタッカー
⑤無制限のゲーム→短期だと利己的提携
⑥最後通牒ゲーム、進化ゲーム理論
※ワーナーガス
⑦ナッジ理論→面倒な心理の応用
※リチャードセイラー2017年ノーベル経済学賞
⑧心の家計簿
※リチャード・セイラー
⑨自信過剰の法則
※リチャード・セイラー
⑩アイエンガー商品選択の法則
※シーナ・アイエンガー
⑪プロスペクト理論
※ダニエル・カーネマン
⑫ハロー効果
※エドワード・ソーンダイク
⑬アダム・スミスの経済理論(神の見えざる手は、独占批判)
※アダム・スミス
⑭アダム・スミスの経済理論(下層の人々の豊かさが国の豊かさ)
※アダム・スミス
⑮アダム・スミスの経済理論(税の負担は公平に)
※アダム・スミス
⑯資本主義とは何か
※ルイ・ブラン
⑰マルクス資本論
※カール・マルクス
⑱ケインズの経済理論(不況時は公共投資)
※ジョン・メイナード・ケインズ
⑲ケインズの経済理論(不景気は金利を下げる)
※ジョン・メイナード・ケインズ
⑳グレシャムの法則
※トーマスグレシャム
㉑マルサスの人口論
※トマス・ロバート・マルサス
㉒リカードの比較優位理論
※デヴィッド・リカード
㉓シャハトの経済理論(経済は生き物)
※ヒャルマル・シャハト
㉔シャハトの経済理論(失業こそ悪)
※ヒャルマル・シャハト
㉕渋沢栄一の道徳経済合一説
※渋沢栄一
㉖シュンペーターの経済理論(好景気は技術革新)
※ヨーゼフ・シュンペーター
㉗ゴールドスミスノート理論
※??
㉘不換紙幣システム
※リチャードニクソン
㉙現代の基本金融システム
※??
㉚マネタリズム理論
※ミルトン・フリードマン
㉛MMT現代貨幣理論
※ランダルレイ
㉜ビットコイン理論
※サトシ・ナカモト
㉝ピケティの経済理論
※トマ・ピケティ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月20日
読了日 : 2023年2月13日
本棚登録日 : 2023年2月8日

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