「心の処方箋」は、未知の可能性に注目し、そこから生じてくるものを尊重していくうち生まれてくるーと結ばれる第1項・人の心などわかるはずがない。で始まる。
わからないとおっしゃりながら、多くの(55項)普遍的な悩み事にわかりやすいアドバイスがなされる。
「フムフム」と読んでいったら、後書きで、「フムフム」は自分の知っている事が書いてあるからです。常識を書きました。と、行動まで読まれていた。
○マジメも休み休み言え
○嘘は常備薬・真実は劇薬
中でもこの2項は、生き方を楽にしてくれそうだ。
平成4年刊行で、多少家族関係あたりの考え方に古さを感じるところもあったけれど、社会に出る前や家庭を持つ前などに一読も良いかもしれない。
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カテゴリ:
新潮文庫
- 感想投稿日 : 2022年3月20日
- 読了日 : 2022年3月20日
- 本棚登録日 : 2022年3月20日
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