箱の中続編。
後日談2編も収録されています。
人生の後半まで書かれたBLは、ほとんど読んだことがありません。
「雨の中」で、死ぬまで隣にいて欲しいと、人生の欲望に薄い喜多川の、最大の夢が語られます。「なつやすみ」は、喜多川の優しさに満ちています。読んだ人は、その無自覚な優しさに引き込まれてしまうのです。
BLの枠を超えた家族の在り方を、読んだような感じです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
JUNE(仮)
- 感想投稿日 : 2023年7月7日
- 読了日 : 2023年7月7日
- 本棚登録日 : 2023年7月7日
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コメント 4件
みんみんさんのコメント
2023/07/14
おびのりさんのコメント
2023/07/14
みんみんさんのコメント
2023/07/14
おびのりさんのコメント
2023/07/14