シリーズ第7弾。
子どもの成長は早いもので、まだまだ幼いと思っていた鈴花ちゃんとかんなちゃんの片言のおしゃべりがとっても可愛いです。
我南人が仲間を集めて、カフェでアコースティックライブをやるようになったようで、音楽の話題が加わると、この物語の楽しさがどんどん増してくるようです。
紺と亜美さんが実はドラムスティックで繋がっていて、亜美さんは我南人の大ファンだったなんていうこともちらっと出てきて、詳しい事実が今後どういう形で明かされるのか、とっても楽しみ。
〈東京バンドワゴン〉は古本屋さんだけれど、堀田家と音楽は切り離せない間柄のようです。
今さらながら、本のタイトルにビートルズナンバーが使われていることに納得できます。
堀田家には毎回諸問題が持ち込まれるけれど、悪い人が一人も出てこないし、一家の団結力がほんとに凄い。
男性陣と女性陣のバランスもよく、愛に溢れるまさに癒しの一冊です。
祐円さんの神社での結婚式や、新しい命の誕生。
この後もずっと、この幸せの連鎖が続いていきますように。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小路幸也
- 感想投稿日 : 2023年1月21日
- 読了日 : 2023年1月21日
- 本棚登録日 : 2023年1月21日
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