「お菓子中毒」を抜け出す方法~あの超加工食品があなたを蝕む

著者 :
  • 祥伝社 (2019年2月1日発売)
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今の快楽より、先の後悔を無くしたい。
お菓子を食べない日はない、という位に25歳くらいからお菓子を食べ続けてきた。大好きなのは甘いチョコレートと塩と油に塗れたポテトチップなどのスナック菓子。更にこれが合わされば最強のお菓子として、私には抵抗する術などない。その都度、そこにひと時の満足感が私を包み込んだ。この幸福感とは、脳内でドーパミンが分泌されるなど、報酬を私は得て、そして操られていたのだ。そしてそれは翌日もその翌日も私をコンビニのお菓子へと歩ませる動機となった。
糖毒という言葉を目にする。摂りすぎた糖は毒とあり、脳が得られる快楽は上述のごとく麻薬の様に私を何回も走らせてきた。
お菓子は美味しい。安い。腹も膨れる。
だが、健康に悪いのだ。糖尿病も肥満も元凶となり得る要素の一つだ。このまま食べ続ければ、私はお菓子に蝕まれ、時期に死に至る。死因はお菓子の食べ過ぎ。かなり恰好悪い。将来かなりの確率で後悔する。
だから私はソフトドラッグお菓子を食べる悪習慣を本著で打破する策を得たい。
【原理原則】
お菓子の恐ろしさを侮ってはならない。
お菓子は、生活習慣病の引き金となる。そして、お菓子には依存性があり、もはや無意識化の中でむさぼり、麻薬の中毒患者の様になる。
私をお菓子へと誘う犯人は7個ある。
①白砂糖 言わずと知れた良くある砂糖。精製された白い砂糖
②果糖 甘いドリンク。果物そのものに中毒性は低いので勘違いしない。あくまでも精製された果糖。 果糖ブドウ糖液糖など。
③人工甘味料 カロリーゼロの商品は実は糖尿病リスクを上げる。
④小麦 小麦は全般だめ。ドーナツ パン パスタはNG。今我々が食する小麦そのものが遺伝子組み換えで不自然な食物である。グルテン過敏症といった症状もあり、小麦をぬいたら体調が回復するケースもある。
⑤食塩 濃い食塩味になれると、濃い食事に慣れ過ぎてしまう。濃い味は更に他の食事も加速させる。白米である。イカの塩辛の味といったらない。
⑥油 オメガ6系が良くない。サラダ油やトランス脂肪酸のマーガリンなど。スナック菓子にも加工された油(オメガ6)が多量に入っている。ジャンクフードも同様。オメガ6は炎症を促す。
⑦ストレス ストレスを感じれば人間、快楽を求める。睡眠欲、性欲、食欲が人間の三大欲求であり、一番手っ取り早いのが食欲、そこにコミットしてしまう。お菓子はストレスを満たしもするが、お菓子は体調不調を与え、体調不調とストレスの無限ループが死への螺旋階段となり、死に至らしめる。
【私ができるアクションプラン】
食べないもの(今までよく食べている)…外食全般。夜めしは遅くなったら食べない。一人では食べない。
牛丼・ナン・唐揚げなどの揚げ物・スナック菓子・微糖コーヒー・パスタ・ドーナツ
・ケーキ・クッキー・ラーメン・安価なチョコレート・フライドポテト・チキンナゲット・ハンバーガー・
食べるべきもの ナッツ カカオ70%以上のチョコ 食物繊維が豊富な野菜ブロッコリーなど ごはんの量を減らす。ヨーグルト(無糖) 果物入りの寒天 大豆粉を使ったお菓子 きな粉
取るべき行動
おなかが空いたら散歩
コンビニには極力近づかない。
自炊する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 健康
感想投稿日 : 2022年7月5日
読了日 : 2022年7月7日
本棚登録日 : 2022年7月5日

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