胸がキュとする感動的なお話です
色々深読みもできるお話だとも思いました
私たちが生活をする中には、沢山のルールがあります
図書館のルールで言えば、走り回ったりしない、大声を出さない、他の利用者さんに迷惑をかけない、などでしょうか
逆に、そのルールを守れるのであれば、全ての人が図書館を利用することが出来るのです
図書館は世界の縮図だなと感じました
建前上、全ての人に門が開かれています
といいなが、
たとえルールが守れる善良な人だとしても、偏見や思い込みなどによって不当な扱いを受けたり、締め出されている人達が沢山いますよね
現在、様々な場所で起こっているいざこざは、自分たちとは違うから受け入れない(受け入れられない)
と言う心理から来ているものが多いように感じます
よく知らないからこそ、理解する努力が必要で
よく知らない物、人を受け入れるには小さな恐怖心に負けずに、
どうぞお入りくださいと言う寛大さが必要なんだと思います
絵本の中の図書館の利用者たちも、おっかなびっくりライオンを遠巻きに眺めていましたが、
ライオンが紳士で優しいと知るにつれて受け入れて行きます
これは、図書館長さんが最初にライオンを受け入れてくれたから、可能だったこと
あの時、ライオンだから(よく知らないから)ダメ!
と言われていれば、ライオンの優しさは分からなかったし、
ライオンがいる素敵な図書館は存在しなかったのですから
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年2月6日
- 読了日 : 2024年2月6日
- 本棚登録日 : 2024年2月6日
みんなの感想をみる