息つく暇がない。退屈を一秒も感じなかった。
前半の訓練所場面、開始から台詞の洪水で圧倒され…しかも九割下品っていう。笑
そしてデブの発狂…唐突なようでリンクしている場面チェンジ。
戦場でもユーモアのある会話は続き、軽快なバックミュージックがあり、しかし凄惨な映像があり。
デブ(名前忘れた。笑)の狂い方が、ある意味正常な狂い方というか、ストレートにまっすぐ壊れたら人間ってこういう形に行き着くんじゃないかな。
正常な発狂、って、言葉遊びのようだけど。
狂うことを意識しないで狂人の業ができることが、恐ろしいんだよきっと。そこがジョーカーの姿…「海兵隊」の姿、「兵士」の姿なんじゃないかな。
とかね。社会学的なさ…パラダイムは意識されずにいるうちが一番機能している、っていう。
笑ったり泣いたり、とにかく戦闘に興奮して忙しかったけど、なんだかさらっとしているのがこわいような…。
なんなんだろう。
十分「強烈」なのに、徹底的にエンターテイメントっていうのかな…絶対的に存在しているはずのメッセージ性が押し出されていなくて、…こわい。
うまく言えないや。
んー、アニマル・マザーかっこいい!
…戦争映画好きかも。戦国時代好きだし、笑
戦うこと、命がけっていうのがなんでこんなにテンションあがるんだろう!
開き直った生命力、エネルギッシュな、自暴自棄でありしかしファンダメンタルなプライドを持った人間の散りぎわの美といいますか!
…昔だったらこういう発言は不謹慎だと思っただろなぁ。
- 感想投稿日 : 2008年12月22日
- 読了日 : 2008年12月22日
- 本棚登録日 : 2008年12月22日
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