中国嫁日記の人が天羅万象の人だったと気づいてフォローしたが、ツイートはともかくリツイートやいいねがいつしかノイズに感じられるようになりフォローをやめた。
それでもたまにTLで見かけて煩わしく感じていたが、主張することを咀嚼せずに嫌うのは公平ではないということで、とりあえず一冊読んでみることにした。
経済については勉強中ゆえ、内容の是非は差し控える。レビューで見かけたような過激な主張は見受けられなかったように思う。
一点気になったことといえば、日本において公共事業が無駄だとする主張が過去にあり、その結果公共事業が縮小したという点で、「どんな公共事業が無駄といわれたか」「そのときセットになった言葉はなんだったか」ということが語られていないことだ。著者ばかりでなく、同様の主張をする他の主張でもこれは同様である。
昭和末期あるいは平成初期において、公共事業は「箱物」「ゼネコン」とセットで語られるものであり「無駄な道路」「誰が使う橋なのか」というような論調をもって批判されていた。一部の利権と密接に絡み、過剰な投資がなされていたことに対する論であったと記憶している。
省略したのか言わずもがなとしたのか不明だが、正確な論者ではないという印象は得てしまった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年3月12日
- 読了日 : 2023年3月12日
- 本棚登録日 : 2023年3月12日
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