考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか? (角川oneテーマ21 A 114)

  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月10日発売)
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4月に出版されたにも拘らず、サッカーW杯の日本代表の結果が出た今読むと、尚更感慨深い示唆に富む内容。日本代表がベスト16、そのメンバー構成まで事細かに書かれた内容がことごとく当たっていてびっくりさせられます。

私にとって特に印象的なのは、やはり日本の教育の課題。
学校での教育が、サッカーの勝ち負けを左右するその姿勢に大きな影を落としていることが指摘されています。
試合中にタイムのないサッカーにおいては、目まぐるしく変化するピッチで選手自身が瞬時に判断をしながら局面を打開することが求められますが、日本人選手は、いつも誰かに指示を受けなければ行動できないと繰り返し述べられています。

みずからリスクを負って行動すること。
まちづくりにおいても全く同じだと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本を知る
感想投稿日 : 2010年7月12日
読了日 : 2010年7月11日
本棚登録日 : 2010年7月11日

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