落語のような口語口調の語り口で、面白さを増幅させる手段としてのつっこみ力の重要性が述べられた一冊。
前半はつっこみ力が、愛と勇気と笑いで構成されていることを紹介し、一見正しいように見える論理力や批評力では世の中はよくならないことを力説しています。後半は各国の自殺率などの統計を事例に、データの方便を説く内容で、読みどころはほぼ前半に集約され、この章だけで十分に面白いと思います。
ただ、どうしたらつっこみ力がつくかについては、何も書かれていませんので、ご注意ください。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
手法を学ぶ(PM、マーケ、PR)
- 感想投稿日 : 2015年2月10日
- 読了日 : 2015年2月10日
- 本棚登録日 : 2015年2月10日
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