僕のいた時間

  • 扶桑社 (2014年3月発売)
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本棚登録 : 3
感想 : 1
5

ALSを取り上げたTVドラマで、障害ものはななめ読みが常だけど、全然ななめにならずのめりこんでいっき読みしてしまった。

主人公はさておき、明らかにアスペルガーな弟くんに注目した。
さすが「僕生き」の橋部さんといったところで、ラスト近くの彼のメールは微笑ましすぎる。

生きる覚悟。
自分の気持ちが伝えられなくなっても生き続ける覚悟。
目標をたてること。
それに向かって今できることをする。

明日にだって人生終わるかもしれないんだから。
自分には関係ないなんてことはありえない。
だから私も、と毎度思うのだけど、今回は、
やらない選択をする私だっていいんじゃないかなと思い直し、
その上での目標をたてようと思った。

少しブームがさった後だけど、
いいタイミングで読めたなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 好きな作家さん*小説
感想投稿日 : 2014年4月16日
読了日 : 2014年4月16日
本棚登録日 : 2014年3月22日

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