特異領域の特異点 真理へ迫る七秒間 (電撃文庫 は 10-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス (2011年8月10日発売)
3.38
  • (7)
  • (18)
  • (18)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 178
感想 : 17
3

タイトルで久しぶりに電撃でガチSFかと期待したんだけど、物理法則完全に無視できる特異領域と、その制御は実質素手で行えるってことで科学通り越して完全に魔法の領域、いつもの電撃異能ものでした。
しかもエネルギー保存も質量保存も等価交換もなしで、単純に制御能力に勝る人間の所業は問答無用で防御不可の凡人無理ゲーなものだから、一番効果的な対抗手段は言葉による説得しかないという。なんでもありにしちゃうとこうなるんですねぇ。
終盤はカナがほとんど喋らず(話しかけることもなく)完全に空気で、え、いたの?と面食らうこと多数。
あと『ノートパソコン』よりはこう、クリスタル状の見た目のものがPCとして普及してるとかそのほうが(ryこの辺どうも違和感。
2巻が出たので積読消化しましたが、んー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年6月22日
読了日 : 2012年6月22日
本棚登録日 : 2011年8月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする