千里眼運命の暗示 (小学館文庫 R ま- 2-5)

著者 :
  • 小学館 (2001年11月1日発売)
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本棚登録 : 429
感想 : 23
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拉致された主人公・岬はどうなったのか? 中国による日本への宣戦布告は? 刑事・蒲生と復活したカウンセラー・嵯峨は岬を助けることが出来るのか?
と謎が満載の前作の続き~


ありえない展開はいつものことなので、置いといて。
(娯楽ものと割り切って読めば非常に楽しめます。)

中国人たちの反日感情をコントロールした方法がなんとも????
本当にあんな方法で出来るんだろうか(謎

そして、中国全土に広がってしまった日本への宣戦布告の気運。
当然のように岬が沈めてしまうのですが。。。
これもまた、オイオイなんだよそれ。そんなのありですか(涙

今回はさすがに、やりすぎかなぁ、と思いました。
前作で起こした問題を広げすぎて収拾がつかなくなり、解決策はお粗末になってしまった感じがしました。残念だわ。

さらに、前作のタイトルにもなっている「ミドリの猿」の謎ですが。
・・・・そのまんまやん(苦笑
取ってつけたようなミドリの猿の謎解明にガックリ。

ラストにはまたまた岬はヘリに乗って大暴れ、戦闘機を使って愛の橋渡し・・・。
もう

まだまだ、千里眼シリーズは続くようですが、次回作に期待です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 松岡圭祐
感想投稿日 : 2011年6月6日
読了日 : 2006年9月1日
本棚登録日 : 2011年6月6日

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