日本代表元主将の宮本恒靖が書くサッカーの見方についての本。ひとつひとつの解説が非常にわかりやすい。こうやって自分の言葉でわかりやすく大事なことを伝えられるプレイヤーは、ファン層を増やすにも本当に貴重だと想う。
内容で印象的だったのは頭の良さを強調していたこと。90分のうちボールを持っていない88分に、いかに状況を読み次のプレーを予測して動けるか。
またコミュニケーションの重要さについても触れている。ピッチに立つと監督が全て指示をしてくれない。自分たちで問題を発見し、チームメイトとコミュニケーションし、解決していかないといけない。それに長けていたのがヒデだったと。
いろいろな局面を具体的に示しながら見るポイントを説明していたが、とても面白く読めた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スポーツマネジメント
- 感想投稿日 : 2013年8月10日
- 読了日 : 2013年8月10日
- 本棚登録日 : 2012年11月6日
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