半分黒人のヤリマンビッチ・サユリ。
アジア人の留学生でインドネシア料理店で働くティエンは、サユリを俯瞰して観ながら恋もしている。
日本人男性シンイチに、黒人男性スタンを一緒に住ませる。
サユリを見下す醜悪なコバヤシをステたら勝手に幽霊になってサユリに付きまとうようになる。
外交官クラウスはサユリにぞっこんだが、ティエンとの関係を知って心が崩壊し、火を通された料理になってサユリに別れを告げる。
スタンは捕まって去り、残されたシンイチはスタンの存在がないサユリをもう愛せないと突き放す。
女王様でいたかった、自分が捨てられるなんて許せない。
醜悪なコバヤシの幽霊に付きまとわれながら、今やサユリの唯一特別な存在になったティエンだけが、またサユリが新しいハーレムを作るだろうことを予感している。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
現代エンタメ小説
- 感想投稿日 : 2012年9月2日
- 読了日 : 2012年6月9日
- 本棚登録日 : 2012年6月9日
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