百頭女 (河出文庫 エ 1-1)

  • 河出書房新社 (1996年3月4日発売)
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本棚登録 : 560
感想 : 61
3

弟くんに何の説明もないまま「まあ、持ってけ。」と持たされた本。
どうしろ、と。

分ッかんないわー…。
数ページ読んで、フライングでウィッキーくんに聞いてみたけど。
やっぱり、分ッかんないわー…。

最初はとにかく、解釈することに躍起になってムキーッ!てなったけど。
絵として素直に見ることにしたら、面白くなってきた。
あれだね、『狂骨の夢』の「あなたの夢はユングのそれより無意味な夢だ。見たままです。解釈する必要はない。」(文庫版p801)ッて言葉を思い出すねえ。
シチュエーション全然違うけど。
そう、解釈する必要は、ない。

宗教的。に見えるが…自信はナイ。
特に自分のキリスト教の知識に。
あでもこれはちょっと笑った。
「どの門も似たり寄ったりだ。」(p273)

あとそう、ダリと同じレベルで家に飾ると神経を疑われそうな感じよね。

ジェルミナル、私の妹、百頭女。
惑乱、私の妹、百頭女。

ロプロプ…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年6月6日
読了日 : 2013年6月5日
本棚登録日 : 2013年6月6日

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