「恋愛資本主義の崩壊の結果、萌えオタクが増加した」や「萌えは現実逃避ではなく自己救済」という論理は納得が言ったものの、内容的には随分薄いように思う。同じことの繰り返しが多い。
それから、女性については恋愛至上主義の女性しかいないように書かれているけれども、女性だって萌えるしオタクもいるのにその辺は結局不可視化されているように思う。
そんな点からも、独りよがり感が否めない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2011年2月2日
- 読了日 : 2011年2月2日
- 本棚登録日 : 2011年2月2日
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