にょにょにょっ記 (文春文庫 ほ 13-3)

  • 文藝春秋 (2018年7月10日発売)
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本棚登録 : 539
感想 : 39
5

単行本も持っているのです。
…でも、文庫の帯にある「シリーズ最終巻」「"にょ"はもう増えない…」の文字を見て、レジへ。
単行本を読んでいた時には、このお二人のコラボがこれからもずっと続くことを当然のように思っていたのですが、もうそれも叶わないのですね。
あいかわらずの面白さににまにましつつ、どうしようもない寂しさを感じながら読了。
一番最後、3月31日のにょっ記に、鼻の奥がツンとしました。

羽生名人についての文章に納得してしまいました。
普通のあたまの良い人は、成長するとあたまの良い子供からあたまの良い大人の顔になる。
「羽生さんは大人になってもあたまの良い子供の顔のまま。そういうひとだけが名人になれるのだ」
う~ん…なんともいえない説得力があるなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ。
感想投稿日 : 2018年8月14日
読了日 : 2018年8月5日
本棚登録日 : 2018年8月14日

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