「茉莉花官吏伝」で描かれていた、茉莉花の赤奏国への赴任と内乱を止めるための人質作戦が莉杏視点で描かれる。
暁月が珀陽をどう思っているのかというところがわかるのも楽しいし、人質作戦の時に皇帝としてではなく暁月個人として莉杏の身を案じて反対しているところとか、莉杏に振り回され気味で拗ねて1行手紙を渡すとか、莉杏の想いだけではなく、暁月から莉杏へ向く想いの強さを感じられる描写も増えてきた。莉杏と暁月の絆が強まっているのも感じられるし、著しいスピードでの成長もありつつ、変わらない莉杏の純粋さもかわいい。これからの2人もますます楽しみ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ラノベ・カジュアル
- 感想投稿日 : 2021年5月16日
- 読了日 : 2021年5月8日
- 本棚登録日 : 2021年5月16日
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