最貧困女子

著者 :
  • 幻冬舎 (2014年11月7日発売)
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感想 : 49
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ネットのニュース・ルポとかでなんとなくやばいと思っていた世界。セックスワーカーと貧困。
貧困は低所得に加えて三つの無縁(家族・地域・制度)、三つの障害(精神・発達・知的)で陥ると筆者は考えている。
「地方都市を中心として、昼には一般職を持ち週に数回性風俗でバイトする女性が増えている」ていうのもびっくりしたしショックでもあった。
障害があったり、親から虐待を受けてたり、環境に問題があることが多いし、未成年で知識も無いと簡単に自己責任て言えないと思う。単にセックスワーカーで貧困で、って言ってもいろんなタイプが居る(筆者は「サバイバル系」「ワーク系」「財布系」と分類したりしてる)。支援を求めてない人はともかくとして、なにかしらの支援につながるといいなと思うし、自分にはなにができるのかなと考えたり。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年11月9日
読了日 : 2021年11月9日
本棚登録日 : 2021年11月9日

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