プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか

  • ダイヤモンド社 (2000年7月1日発売)
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本棚登録 : 7958
感想 : 591
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働き方の関連書籍として、本書を手に取った。

ピーター・ドラッカーはもちろん知っていたけど、書籍を読むはこれが初めて。経営学という印象が強かったけれど、本書の内容は、現代の労働者に広く適用できる内容だと感じた。

構成は5つのパートから為る。

1. いま世界に何が起こっているか(「ポスト資本主義社会」である現在について解説
2. 働くことの意味が変わった(我々知的労働者の働き方について
3. 自らをマネジメントする(成果をあげるためのセルフマネジメントについて
4. 意思決定のための基礎知識(成果をあげるための意思決定について
5. 自己実現への挑戦(これまでの総括的な内容

分量は200ページ強。少なくないけど、内容が少し難しい。というより、抽象的。それなり以上の就労経験がないと、理解できずに挫折するかもしれない。挿入されるエピソードも昔のアメリカのものが多く、ピンとこない読者は少なくないかも。

それでも、人生で何度でも読み返したい書籍となった。理解できた部分は、自分が働く上で活用してみたい。理解できなかった部分は、再読が楽しみ。

(書評ブログの方も宜しくお願いします)
https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E5%BC%95%E7%94%A8%E6%8A%9C%E7%B2%8B_%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%9D%A1%E4%BB%B6_%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BCF%E3%83%89%E3%83%A9

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 実用書
感想投稿日 : 2020年3月21日
読了日 : 2020年3月21日
本棚登録日 : 2020年3月8日

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