ドイツ装甲師団の機動力の威力を十二分に発揮し、一連の勝利を上げた「パンツァ-・ゲネラル(戦車将軍)」のニックネ-ムをもつグデ-リアンの栄光と零落の生涯を追った『砂漠の狐・ロンメル』に続く大木毅氏の、ドイツ国防軍と英雄神話解体新書。ソ連を打倒し、東方に巨大帝国の建設を政治目標にしていたヒトラ-総統の思惑と二正面戦争への懸念に疑義を唱えたグデ-リアンは、モスクワ前面での敗北により解任された。 プロイセンの大地主の家に生まれ「名将」の誉れをを欲しいままにしたが、自画自賛の『電撃戦』を刊行しこの世を去った。
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カテゴリ:
国内ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2024年1月8日
- 読了日 : 2024年1月3日
- 本棚登録日 : 2024年1月3日
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