戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2020年3月7日発売)
3.50
  • (4)
  • (6)
  • (7)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 191
感想 : 10

ドイツ装甲師団の機動力の威力を十二分に発揮し、一連の勝利を上げた「パンツァ-・ゲネラル(戦車将軍)」のニックネ-ムをもつグデ-リアンの栄光と零落の生涯を追った『砂漠の狐・ロンメル』に続く大木毅氏の、ドイツ国防軍と英雄神話解体新書。ソ連を打倒し、東方に巨大帝国の建設を政治目標にしていたヒトラ-総統の思惑と二正面戦争への懸念に疑義を唱えたグデ-リアンは、モスクワ前面での敗北により解任された。 プロイセンの大地主の家に生まれ「名将」の誉れをを欲しいままにしたが、自画自賛の『電撃戦』を刊行しこの世を去った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内ノンフィクション
感想投稿日 : 2024年1月8日
読了日 : 2024年1月3日
本棚登録日 : 2024年1月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする